「静岡県とは昨日も練習試合をやって勝っていた。来るだろうなと分かっていたけど、自分たちは試合に入り切れなかった」ため、試合の立ち上がりは静岡県にボールを握られる場面が続いたが、野田を中心とした東京都のDFラインは落ち着いていた。

 「できるだけパスカットしたいので、くっつく感じではなく少し離れたところからというのは意識しています」と話す野田は静岡県のアタッカー陣にボールが入っても冷静にボールハント。背後を取られそうになってもプロ基準に近い、最高時速34kmを計測する俊足を生かして最後の局面をやらせない。

 そして守備とともに目を惹いたのが左足フィード。「相手はコンパクトにやってきていたので、裏への一本が効くかなと思って積極的に狙っていました」と機を見て最終ラインから前線に入れるロングフィードは効果的で、前半7分にはDF裏への配球がMF澤邉奏平(東京ヴェルディジュニアユース)のフィニッシュに繋がった。

【次のページ】 最高時速34kmの俊足を生かした守備&左足フィードが武器の川崎U-15DF野田永輝飛が躍動(3)

▽第41回静岡県ヤングサッカーフェスティバル
第41回静岡県ヤングサッカーフェスティバル