桃山学院イレブン

 「技術に特化しすぎればフィジカルが落ち、逆もまた然り。そのバランスは難しいですが、立ち返るべき“自分たちはここなんだ”という場所があることが重要。ボールをさらけ出し、相手の逆を取る。このトライ&エラーを繰り返す。たまたま入った“ルーレットのようなゴール”ではなく、再現性のあるゴールで観る人の心を動かしたい」

「自由と愛の精神」が育む、自立した選手たち

 桃山学院の選手たちには、悲壮感よりもサッカーを楽しむ空気が漂う。その背景には、同校の建学の精神があるという。

 「本校の根底には『自由と愛の精神』があります。人はそれぞれ違いがあり、それを認め合う。国際コースがあり留学生も多い環境だからこそ、違いを認め、自立した選手が育つ。それがピッチ内外の明るい雰囲気にも繋がっているのかもしれません」。

 また、進学校として「文武両道」を掲げることについても、「勉強とサッカーの両立は高校生として当然のこと。それをプラスに捉え、メンタルの強い人材に育ってほしい」と、人間形成への期待を口にする。

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▽第3回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第3回東武トップツアーズスプリングフェスタ