今年、12月30日に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開幕する第93回高校サッカー選手権大会。今週末8日、9日には新たに12県で代表校が決まる!関東からは3県!

【群馬】
 トップレベルのタレントを擁し全国常連校として名をとどろかせる前橋育英を優勝候補筆頭に開幕した群馬県大会。その“大本命”前橋育英は3日の準決勝、昨年度王者桐生第一を相手に4ゴールを叩き込み決勝トーナメント1、2回戦に続く快勝で決勝の舞台まで辿り着いた。

大方の予想で優位の立場に立つ前橋育英は、『Never Give Up 日本一への挑戦』をスローガンに掲げた今季の集大成に臨む。対するは10年ぶりの全国出場を目指す前橋商。準決勝を含む2戦連続でのPK戦勝利で決勝戦を迎える。前橋育英とは対照的な勝ち上がりを見せてきた伝統校が久々の全国へ挑む群馬県大会決勝は8日、正田醤油スタジアム群馬でキックオフ。

【神奈川】
 “激戦区”神奈川を勝ち上がり、決勝のピッチに臨むのはこの2チーム。まずは初の決勝進出、4強唯一の公立校として注目を浴びる厚木北。準決勝では総体王者麻布大附相手にビハインドを跳ね返し、PK戦の末勝利。継続した粘り強い戦いが実を結びこれまで阻まれ続けてきた4強の壁を突破した。初の全国へ、快進撃を続ける新鋭校が運命の決勝戦に臨む。
 対するは3年連続出場中だった桐光学園を初め、向上桐蔭学園ら実力校を破り決勝進出を決めた日大藤沢。打ち勝って7年ぶりの全国切符を掴みとりたい。注目の決勝は8日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われる。

【山梨】
 全国出場34回を誇る名門、韮崎が初戦敗退という驚きのニュースが駆け巡った夏の全国総体開催地山梨。そんな中迎える決勝、山梨学院高等学校帝京第三という総体決勝と同じカードの対戦が実現した。09年の全国制覇が記憶に新しい山梨学院高等学校は3年ぶり4度目、一方の帝京第三は昨年に続く通算10度目の全国を目指す。1対0で山梨学院高等学校が勝利した今夏からおよそ5か月、山梨中銀スタジアムで笑うのはどちらのチームか。注目の一戦は8日に行われる。

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