技術的なミス以上に、芦田監督が厳しく指摘したのは選手たちの「心理状態」だった。特に攻撃の核であるMF10飯島碧大(3年)が絡む局面以外では停滞感が生まれていた。
「最初の10、15分までのプレーのミスを自分で引きずりながらプレーしてしまって、顔を出す回数が少なくなってしまう。そういうネガティブな部分で滞るシーンが多かった」
ミスを恐れ、ボールを欲しがる動きが減る。その結果、パスコースがなくなり、さらなるロストを招くという悪循環。芦田監督は「いつもだったら奪った瞬間に顔を出せるところで出せずにボールロストに繋がってしまった。そこらへんがまだまだ乏しい」と、精神的な未熟さを課題に挙げた。
「上手くいかない時にどういうマインドでプレーするか。そこらへんがまだまだ乏しいところがあるので、チームも個人ももっと逞しくプレーできるようになっていかないといけない」技術や戦術はもちろん大事だが、ミスを切り替え、挑み続けるタフさがなければ力は発揮できない。
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