FW7高瀬光太郎は4ゴールの活躍でチームを牽引
ただ、田野監督は手放しで喜んでいるわけではない。「早い時間帯に点が取れたのは良かったが、失点は余計だった」と語り、次戦の相手を見据えて、守備の引き締めを誓うことも忘れなかった。
この試合で前線の一角として出色のパフォーマンスを披露したのがエースのFW7高瀬光太郎だ。今大会の初戦(昇陽戦)でラスト15分間に出場して怪我から復帰したばかりだが、この試合では圧巻の4ゴール。6分に相手GKからボールを奪いチーム2点目となるゴールを決めると、後半はスピードをを生かした抜け出しで次々とゴールを量産した。
それでも本人は「実はケガ明けで、コンディションを上げていっている途中段階。まだまだ、もっと決められるところもあった」と活躍にも満足した様子はない。4ゴールという結果よりもチャンスで決められなかったシーンを回想し、喜びよりも悔しさを口にした。
実は高瀬、茨木のサッカー部で活躍した兄を持つ。「茨木高校は賢くて、色々と面白い話ができる。それに僕たちの地域では、サッカーもすごく頑張っている学校なので」と、他の高校から誘いも受けた中、兄が進んだ茨木を受験。自らの意志で文武両道を貫く茨木の門を叩いた。
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