
流通経済大柏DFメンディーサイモン友(3年)
その「余裕」と「強さ」は、そのまま今年のチームの圧倒的な安定感へと直結している。サイドバックの顔ぶれが変わるなかでも、中央の守備ブロックは揺るがない。「CBの自分と大徳(剛矢)とGKの(大泉)未来の3人で協力して、プレミアの前期も4失点と少ない失点でやってこれた。このままインハイも失点ゼロで行けたらいいなと思っています」と、後ろを支える相棒たちへの確固たる信頼を口にした。
彼がここまでクリーンシートと勝利に固執するのには、明確な理由がある。それは、昨年のインターハイで味わった苦い記憶だ。「去年の予選はスタメンで出られなくて悔しい思いをしましたが、全国大会に出場させてもらって、自分のミスで(大会を)終わらせてしまった」。
昨年のインターハイでの活躍でチーム内の序列を上げたメンディーだが、準決勝・大津戦ではPK戦で痛恨の失敗。その悔しさが、今、彼を動かす最大の原動力となっている。「今年はプレミア、インハイ、選手権の3冠を目標にしている。日本一になるために、自分がチームをまとめていきたいと思っています」
世界を体感し、過去の悔しさを糧に大人へと進化したメンディー主将。昨年達成できなかった日本一に向け、まずは今大会で千葉県代表の座を掴む。
(文・写真=会田健司)
▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選

