反撃に出たい鳴門は終盤、セットプレーからチャンスをうかがう。後半31分に左CKを獲得したものの、桐光学園の守備陣が落ち着いて対応。DF3笠羽健太 (3年)とDF4エヒギェ翔音オサギオドゥワ (3年)を中心とした守備網は最後まで崩れることなく、鳴門に決定機を許さなかった。

 試合を通じて桐光学園は14本のシュートを放ち、鳴門を1本に抑えるなど攻守で優位に立った。追加点こそ奪えなかったものの、攻撃では多彩なチャンスを生み出し、守備では高い集中力を維持。茂木の先制弾を全員で守り抜いた全国制覇を目指す神奈川王者が力強く初戦を突破した。

(文・写真=矢島公彦)