日章学園イレブン

 明桜は立ち上がりからドリブルとショートパスを巧みに織り交ぜ、緩急をつけながらボールを動かす。日章学園がプレスをかけても思うようにボールを奪えず、明桜が試合の主導権を握る展開が続いた。

 それでも前半をスコアレスで折り返した日章学園は、後半開始からフォーメーションを本来の形に戻すとともに、3選手を交代。試合の流れを変えようとした。「前半は自分の判断にも反省があります。一回整理して、『もう一回やるぞ』と選手たちを送り出しました」(原監督)

 しかし、後半に入っても明桜の勢いは衰えない。193センチのGK高岸縁(3年)が再三の好セーブでゴールを守っていたものの、49分にスルーパスに抜け出したMF7中神悠之介(3年)に先制点を許してしまう。

 後がなくなった日章学園は、MF14吉崎太珠(3年)を前線へ押し上げ、FW18島村陽斗(3年)、FW20大平陽稀(3年)ら高さのある選手を生かしたパワープレーに切り替える。明桜も後ろを固めて、ゴールを守り続けていたが、後半アディショナルタイムにCKの流れから、日章学園はゴール前の混戦でMF8谷恭輔(3年)が右足で押し込み、土壇場で試合を振り出しに戻した。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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