試合後、明桜を率いる元日本代表の草木克洋監督は、「決定力でしょうね。最後のところが足りなかった」と、勝敗を分けたのは決定力と振り返り、「秋田の県リーグでは点が取れても、全国に出るとなかなか取れない。そこには何か問題があると思っています。良い形で先制できたので、追加点を取って試合を決めたかったですね」と、その背景には日常のレベルの差があると語った。

 明桜は昨年、高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)に挑んだものの、あと一歩で昇格を逃した。指揮官は「全国で勝ち切るためにもっとレベルの高いリーグで戦いながら、そこを積み上げていかないといけません。まずはプリンスリーグに上がることが大切」と、全国で勝ち切るチームに成長させるためには''より厳しい環境''が必要だとの考えを示した。

 全国の舞台で突きつけられた課題を糧に、明桜はプリンスリーグ昇格、そして冬の全国高校サッカー選手権出場へ向けて再スタートを切る。

(文・写真=古部亮)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)