近大附応援団
実は、この準決勝は当初、応援団が駆け付ける予定ではなかったという。「元々のスケジュールでは準決勝の応援はなかったんです。でも監督が『ここまで来られたのは応援の力のおかげや』と言ってくれて、『準決勝も応援しよう』となりました。一度大阪へ戻り、昨日の夜に改めて福島へ出発しました。そう言ってもらえた以上、やるしかないと思いました」。
斯して地元・大阪から再び500km以上離れた福島に戻ってきた応援団。その熱い声援は、PK戦の末につかんだ決勝進出を力強く支えた。そして、いよいよ迎える決勝。奥野は「この試合はベスト4まで来たので、ここまで来たら決勝に行くしかないという気持ちでした。そして、決勝では近附のホームのような雰囲気をつくって、このまま流れに乗って優勝したいです。誰一人応援をさぼることなく、全員が声が枯れるまで叫んで、熱い応援をしたいと思います」と目を輝かせた。
悲願のインターハイ初優勝、そして大阪勢48年ぶりのインターハイ制覇まであと1つまで迫った近大附。寺師監督が言う、“真夏の大冒険最終章“でも、約200人の大応援が選手たちに大きな勇気を与えるはずだ。
(文・写真=古部亮)