第93回全国高校サッカー選手権兵庫県大会決勝が9日、三木総合防災公園陸上競技場で行われた。初の全国を狙う三田学園と2年ぶり18度目の優勝を目指す滝川第二の対戦。

 前半を1点リードで折り返した滝川第二は後半15分に追加点を決めるなど試合を優位に進めるものの、対する三田学園も黙ってはいない。後半28分、31分と立て続けのゴールで同点に追いつくと試合は延長に突入した。

 両者譲らず迎えた延長戦、勝利の女神が微笑んだのは2年前の王者だった。延長前半に勝ち越しゴールを含む2点を叩き込み突き放した滝川第二が4対2で勝利。伝統校の意地を見せつけ三田学園を退ける結果となった。

 2年ぶりに兵庫チャンピオンの座を射止めた滝川第二。10年以来の日本一を目指し、全国に挑む。

 

【兵庫県大会決勝】
滝川第二 4-2 三田学園


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