12月30日から首都圏で開催される第95回全国高校サッカー選手権への出場を目指し、11月3日文化の日も2府11県で選手権予選が行われる。

　東北では青森で2次予選準々決勝が開催されいよいよ昨年度の全国選手権、今夏の全国総体で共に全国4強入りを果たした青森山田が登場する。青森山田の選手権予選20連覇を懸けた戦いがスタートする。

　関東では千葉の決勝トーナメント2回戦の2試合を予定。夏の高校日本一に輝いた市立船橋が大会初登場し、市立柏と対戦する。また、もう1試合では幕張総合と千葉明徳が8強入りを懸けて激突する。

　東海・北信越では新潟で準々決勝が行われ、前回大会王者で今季のプリンスリーグ北信越覇者の新潟明訓らが4強入りを懸けて戦う。富山では昨年度の選手権全国8強の名門・富山第一らが準決勝に臨む。静岡では決勝トーナメントがいよいよ開幕。今夏の全国総体出場校の静岡学園などのプリンスリーグ東海勢や前回大会王者の藤枝東ら16校が熱戦を繰り広げる。岐阜では帝京大可児ら8強が登場する。

　関西では京都、奈良、大阪で選手権予選が開催。京都、奈良では3回戦が開催される。大阪では連覇を狙う阪南大高、今夏の全国総体8強の履正社や大阪桐蔭ら8強が準々決勝に臨む。

　また、四国では愛媛、高知の両県で4強が対戦する。愛媛では松山工対済美、帝京第五対松山北が決勝を懸けて戦う。高知では高知商、高知小津、明徳義塾、高知西が決勝進出を狙う。

　さらに、九州では宮崎で日南学園、宮崎日大が宮崎の両雄の日章学園と鵬翔に挑む。鹿児島実が2回戦敗退となった鹿児島では3回戦が開催される。