高円宮杯U-18サッカーリーグ東京、通称「東京Tリーグ」。1部(T1)をトップに、下は4部(T4)までのカテゴリーに分かれ2月から12月まで、およそ10カ月に渡って開催。T1、T2はそれぞれ10チーム、2回戦総当り方式のリーグ戦を、T3、T4はそれぞれ20チームがA、Bブロックに分かれて1回戦総当り方式のリーグ戦を行い、その後順位決定戦を行う。2014シーズンはリーグを再編し、新たなレギュレーションの元で熱き戦いが繰り広げられた。

 元々2つのブロックに分かれていたT2が統合され、T3の下に2つのブロックで構成されるT4が新設された2014年シーズン。これによって、プリンスリーグ関東に参戦したFC東京U-18國學院久我山三菱養和SCユースといったTリーグより上のカテゴリーで戦うチームをはじめ、駒澤大学高等学校実践学園などT1に所属するチームの“Bチーム”が相次いで参加。実際、T3リーグではFC東京U-18(B)が総合優勝を果たし、2015年シーズンのT2昇格を決めているなど下部リーグもより活性化され、リーグ自体の底上げも期待できる状況になっている。

 尚、2014年シーズン、このTリーグを舞台に戦った2人の選手がJリーガーに。成立学園(2014年T1リーグ5位)MF上田悠起が横浜FCへ、関東一(2014年T1リーグ6位)FW角口大征が水戸ホーリーホックへの入団を果たしている。来シーズンもこのTリーグから夢のJリーガーは誕生するのだろうか。

▽2014年シーズン結果
T1リーグ
T2リーグ
T3リーグAブロック
T3リーグBブロック
T4リーグAブロック
T4リーグBブロック

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