22日、静岡県高校サッカー新人戦大会決勝「清水桜が丘vs静岡学園」が行われた。

 名門校同士の対戦となったこの一戦。先にチャンスを得たのは清水桜が丘。36分、長田健吾の直接フリーキックがゴール右隅に突きささり、清水桜が丘が1点リードでハーフタイムへ。

 一方、なかなかゴールをこじ開けられなかった静岡学園は77分、加納澪の起死回生のヘッドで、ついに土壇場で同点に追いつき勝負の行方は延長戦へ。

 試合が動いたのは延長前半6分。清水桜が丘・杉本隼から左サイドでボールを受けた長田健吾が左足を振り抜くとボールはゴールネットに吸い込まれ、清水桜が丘が逆転に成功。試合は結局、この日2発目となった長田健吾のゴールが決勝点となり、2対1で静岡学園を振り切った清水桜が丘は学校統合後(清水商業と庵原)初の県王者となった。一方、敗れた静岡学園は3年ぶりの優勝を惜しくも逃す形となった。

2015シーズン開幕特集「新シーズンに飛躍を期す強豪たち」vol.7清水桜が丘

■22日、決勝試合結果
清水桜が丘 2-1 静岡学園」 

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