後半をメンバーチェンジなしで迎えたHBO東京。

 相手のリズムで進む時間が増え、我慢の時間が続いた。HBO東京ボールを相手中盤選手が早いプレッシャーをかけて奪い、キーパーと1対1まで持ち込むが、HBO東京ゴールキーパー41番中村の勇気ある飛び出しで失点にはならずに終わる。後半18分、43番米窪に代わって7番石野が入り、さらに攻撃に弾みをつけたいHBO東京だったが、相手の左サイドに攻撃のチャンスを与えてしまう。左からのクロスに頭で合わせられるが、22番佐藤のクリアでまぬがれる。

 20分には相手選手に退場の判定。1人多い人数での試合展開となり何としても勝ち切りたいHBO東京。しかし直後の22分、フエンテ東久留米の19番が左からのボールに反応し、HBO東京のディフェンス陣をかわして自分でシュート。これが得点となり、2対2の同点に追いつかれる。

 ここからHBO東京は更なる攻撃を重ねる。
26分、途中出場の7番石野が右サイドからドリブル突破。相手ディフェンス2人にかこまれながらも、自分でシュートを打ち込むが、これはゴール左に外れる。

 勝越し点が欲しい時間となった32分、21番がペナルティー外からシュートを打つ。ゴール前混戦となるが再度こぼれてきたボールを打ち込んだ21番がネットをゆらし、3対2とする。再び1点リードのHBO東京。試合を決定づける追加点は37分。相手のミスから18番細矢がボールを奪い、10番佐々木へのパス。佐々木がドリブルでボールを進め、相手GKと1対1になると、右足でシュート。見事得点とし、4対2と引き離す。このまま勝ち切りたいHBO東京だったが40分に本試合2枚目の警告を受けた佐藤が退場になってしまうも、10人で2点リードを守り切り、激闘を制したHBO東京が4対2で勝利を収めた。

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