2015年6月14日、東久留米総合高校グラウンドにてリーグ戦第8節「フエンテ東久留米 vs HBO東京」が行われた。

 HBO東京のスターティングメンバーは、Gには41番中村恵太、DFは左から中村紳太郎、佐藤宏、垣見修平、畑中俊逸、MF左から田中薫平、向井浩二郎、米窪達也、丸夏生、そしてツートップに細矢啓介と佐々木竜太。

 この布陣でスタートしたHBO東京キックオフで試合が開始すると、前半開始数分間は自分達のリズムで試合を進める。

 16分、ディフェンスラインからのパスが前線に通り、18番細矢から9番畑中とつなぎ、14番田中がシュートするもゴール上にボールがそれる。

 20分からはフエンテ東久留米の時間帯となり、右サイドからあげられたクロスに合わせたシュートがゴールに吸い込まれるが、オフサイドの判定に助けられる。26分、HBO東京はフエンテ東久留米に裏をつかれ、右サイドからシュートを打たれ、先制されてしまう。

 早めに追いつきたいHBO東京は30分、9番畑中が相手中盤のミスをつき中央付近でボールを奪うと、ドリブル突破をしかける。空いたスペースに入り込んだ10番佐々木にパスが通ると、佐々木が自分でボールを進め、冷静にゴール左隅にボールを沈めて同点ゴール。

 負けられないフエンテ東久留米も猛攻を重ねる。右サイドの突破やペナルティエリア内の混戦からいくつか決定期が生まれるが、ディフェンス陣の必死の守備でゴールを割らせない。そんな中、HBO東京は35分、スローインボールを受けた10番佐々木と39番丸のワンツー、最後は佐々木の浮き球パスに丸が頭で合わせ、ゴール。逆転を決め、2対1とする。

 その後フエンテ東久留米にフリーキックを与えてしまうも、初出場の43番米窪のヘディングでのクリアで失点にはならず。
HBO東京も、14番田中の左サイドからのドリブル突破など積極的な攻撃を重ねるが、得点にはならず、そのまま前半は2-1とリードして終了した。

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