Conor Nestor監督

―― このクラブ・チームとしての良さは何でしょうか?

私達のクラブは一つのファミリーであり、選手、スタッフ、サポーターの距離感がとても近いです。また、トップチーム27名のうち17名が下部組織出身です。更にその内の8名は代表選手に選出された実績があります。

―― クラブにおける育成システムはどの様になっていますか?

クラブの育成システムは国内ではとても有名です。しかし、ここから更に我々はより若い年代の発掘を地元の学校と協力出来るような形を再構築しようとしています。

―― ユース年代において、クラブとしての指導方針、特に大事にしている事はありますか?また、トップチームに辿り着く選手の基準にはどの様なものがありますか?

私達のU18は週4回の練習と、週末に試合があります。私達にとって一つの鍵となるのは、どの選手もボールをポゼッションでき、ボールを扱える事です。その為にをミスを恐れない雰囲気を作っています。なぜなら、真剣にやればやるほど、ミスは起こるものだからです。トップチームに上がれる選手というのは、チームにおける自分の役割を理解していて、ボールがある時ない時に関わらず自分の役割を常に果たそうとする選手になります。

―― 現在期待されているユース出身の選手がいましたら、名前と特徴を教えて下さい。

1番最近ユースからトップチームに上がったのは、Min RatanakとNy Sol Ryになります。Min Ratankは最近もU19代表に選出され、チームに所属するブラジル人2人からはネイマールの愛称で親しまれています。Ny Sol Ryは1対1の守備に優れ、若くして驚くくらい成熟した選手です。

―― クラブとしての現在の目標、ユース年代に対するメッセージをお願いします!

クラブとしては4つ目標があります。1つ目は、「試合に勝ち、タイトルを手にする」。次に、クラブから少しでも多く代表に選出を輩出する」。3つ目には「所属選手によりレベルの高いリーグでプレーする機会を与える」。4つ目には「若い選手にチャンスを与える」。

まだクラブとしても私がクラブに来てからのこの2年間は発展途上ですが、幸運にも去年リーグ優勝を果たせました。それと同じくらい大事な事として、私がいる間にユースから13選手をトップ昇格させることができました。日本の選手にも、自分が良い選手になれれば与えられる事、その為に常にベストを捧げ続けないといけないと思います。

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