写真:選手名鑑より。駒澤大学高等学校FW深見侑生

駒澤大学高等学校、深見侑生と竹上有祥のゴールで開幕戦勝利

 第94回大会高校サッカー選手権の開幕を告げる栄えあるオープニングゲーム。混戦の東京を5年ぶりに勝ち抜いた東京代表の駒澤大学高等学校と、激戦区大阪を勝ち抜いた初出場の阪南大高が駒沢陸上競技場で激突した。

 大観衆が見守る中、開催された注目の開幕戦で先制点を奪ったのは28分の駒澤大学高藤学校。主将・FW深見侑生がこぼれ球を左足で押し込み、欲しかった先制点を奪取する。すると直後の30分にはFW竹上有祥の一発で追加点を挙げ、リードを2点に広げる。

 一方、2点を追う展開となった初出場の阪南大高は60分、FW木戸口蒼大がPA内でDF西田直也に倒されPKを獲得すると、木戸口蒼大が自らこれを決め1点を返す。全国大会初勝利を目指す阪南大高はなんとか同点に追いつこうと最後までゴールを狙うも、東京予選を1失点で勝ち抜いた駒澤大学高等学校から2点目を奪うことは出来ず、1-2で敗れ、無念の初戦敗退となった。

 地元の大声援を受け、前回出場の10年大会に続いて開幕戦2連勝を飾り2回戦に駒を進めた駒澤大学高等学校は1月2日に「尚志(福島)vs京都橘(京都)」の勝者と3回戦を懸けて駒沢陸上競技場で激突する。

(文・編集部)