写真:選手名鑑より。東福岡DF小田逸稀
夏冬制覇へ向け東福岡が発進!3-0で遠野を下す
今夏の全国総体で2連覇を果たした東福岡(福岡)が、夏冬制覇に向けて歩みを始めた。12月31日、3年連続25回目の選手権出場となった遠野(岩手)との初戦を3-0で勝利し、2回戦進出を決めた。
まずは12分、セットプレーから2年生DF小田逸稀のヘッドで先制点を奪取。1-0で前半を折り返した総体王者の東福岡は44分にはオウンゴールで追加点を挙げリードを2点とすると、50分にはMF三宅海斗のボレーシュートで遠野を突き放した。その後はスコアは動かず19本のシュートを放った東福岡が3-0で遠野を退け初戦を突破した。
一方、序盤から守備的な布陣を敷き、岩手県勢8年ぶりの初戦突破を目指した遠野だったが優勝候補・東福岡の前に沈んだ。
中島賢星(現横浜F・マリノス)、増山朝陽(現ヴィッセル神戸)らを擁し臨んだ昨年大会は3回戦で静岡代表の静岡学園に0-3で敗れ、夏冬連覇の夢は絶たれた。そして、今大会再び夏冬制覇に挑戦する東福岡。97年以来の夏冬制覇へ、“赤い彗星”は東福岡は1月2日の2回戦で新潟明訓(新潟)と激突する。
(文・編集部)