國學院久我山、神戸弘陵を下し駒澤大学高等学校と共に準々決勝へ!

 3回戦の第1試合の駒澤大学高等学校に続き、第2試合でも東京代表の國學院久我山が勝利し準々決勝進出を決めた。一方、惜しくも敗れた神戸弘陵は22大会ぶりの8強入りを逃した。

 1月3日、駒沢陸上競技場で行われた東京の國學院久我山と兵庫の神戸弘陵の一戦は、2-1で國學院久我山が競り勝ち7大会ぶりの8強入りを決めた。スコアレスで迎えた前半終了間際の39分、國學院久我山は山本研の左CKに小林和樹が頭で合わせて先制点を奪取。一方、1点のビハインドとなった神戸弘陵は41分に相手DFの背後に抜け出したFW土井智之に、FW入谷子龍がスルーパスを通すと、これを土井が見事に決めて試合を振り出しに戻した。

 しかし、7大会ぶりの8強入りに燃える國學院久我山は50分、神戸弘陵のクリアミスを見逃さずMF名倉巧がボールを奪うとFW澁谷雅也へパス。これを澁谷雅也が決め、勝ち越しに成功する。再び1点を追いかける展開となった神戸弘陵は2回戦(東京都市大塩尻戦)の勝利の立役者・MF竹村史明を投入するなど、流れを引き寄せようとするがスコアは動かず、2-1で國學院久我山が勝利し準々決勝進出を決めた。

 3回戦を突破した東京が誇る技巧派軍団・國學院久我山は初の4強入りを懸けて1月5日の準々決勝で前回大会準優勝校の前橋育英(群馬)と激突する。

(文・編集部)