高橋壱晟の決勝弾で6年ぶりの準決勝進出!

 1月5日、ニッパツ三ツ沢球技場の準々決勝第1試合では、3回戦の桐光学園との一戦で劇的勝利を収め準々決勝進出を果たした青森山田(青森)と、前々回大会覇者の富山第一(富山)が対戦し、1-0で青森山田が勝利した。青森山田を6年ぶりの準決勝に導いたのは2年生のMF高橋壱晟だった。

 初優勝を狙う青森山田は、攻勢を続けながらもなかなか先制点を奪えずにいた71分、左サイドで神谷優太のヒールパスを受けた北城俊幸が左サイトからクロスをあげると、最後はここまで3ゴールをマークしている高橋壱晟が頭で決め、先制点を奪取。この1点を守り切った青森山田が準々決勝を突破した。決勝弾を決めた高橋は今大会通算4ゴールとし、首位の村上光樹(帝京第三)と1ゴール差とした。一方、富山第一はロスタイムにPK職人の久我芳樹を投入。最後の一秒まで同点を信じて戦うもあと一歩及ばず。

 前々回優勝の富山第一を下した青森山田は、6大会ぶりに4強進出を果たし1月9日に東京代表の國學院久我山と埼玉スタジアムで準決勝を戦う。

 

(文・編集部)