写真:選手名鑑より。東福岡MF鍬先祐弥
東福岡、17年ぶりのファイナル進出!藤川虎太朗、鍬先祐弥が殊勲のゴール!
97年度以来の夏冬連覇へ、先手を取ったのは“赤い彗星”。
まずは6分、右サイドで得たスローインからFW餅山大輝を経由してMF三宅海斗がPA内へと侵入。自ら持ち込んでシュートを放つがこれはサイドネット。さらに9分にはショートカウンターを仕掛けDFラインの背後を突いた餅山がシュート。続く13分にはMF中村健人のCKにDF小田逸稀が頭で合わせるなど好機が続く。
その後、両サイドを軸にスペースを確保、徐々にボールポゼッションも可能となった星稜もペースを握りにかかるが、均衡打破は東福岡。前半終了が迫った44分、中村から左サイドMF橋本和征へと繋ぎ、折り返しに飛び込んだのはMF藤川虎太朗。昨夏総体の得点王ながら負傷の影響もあり、今大会初スタメンとなった2年生MFが左足を振り抜くとこれがファーサイドネットへと突き刺さり先制。東福岡が1点のリードを得てハーフタイムを迎えた。