後半立ち上がり、成立学園がセットプレーから先制点をあげる。コーナーキックが右サイドに流れ、これを成立学園7番高木がゴール前へ放り込むと、都立立川がペナルティエリア内で成立学園11番吉長を倒し、ペナルティキックを与えてしまう。成立学園のキッカーは8番八木橋。前半から幾度となくビッグセーブを連発していたGK堀はコースを読んでいたものの、左隅に流し込まれ、成立学園に先制を許してしまう。このゴールから得点が必要な都立立川が前がかりになり、オープンな展開になる。

 一方、都立立川も決定機を迎える。成立学園の中盤で不用意なドリブルを見逃さず、ボールを奪取すると、7番キャプテン鈴木が高い位置を取っていたGKの位置を見て、ロングシュート。しかし、これを成立学園GK大野が下がりながらもジャンピングセーブし、かろうじて失点を防ぐ。すると、前がかりになる都立立川から成立が追加点をあげる。右サイドでボールを受けた7番高木が中へ切り込み、左足でクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだ11番吉長が左足でダイレクトボレーで合わせ、成立学園が2点目を奪う。

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都立立川
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