試合開始と共に、成立学園都立東大和南ゴールに迫る。前半11分、成立学園11番吉永がボックス内で強烈なシュート、しかし、これは都立東大和南4番八谷がヘディングでギリギリで弾き返す。同17分、成立学園10番窪田が裏に抜け出し、キーパーと1対1を迎えるも、これはGK岩井の気迫でセービングする。同32分、成立学園10番窪田から8番八木橋へのスルーパスでが通り、ゴール前でフリーのチャンスを迎えるも、僅か枠を外れる。成立学園が都立東大和南ゴールを何度も脅かすもこのまま前半を終了する。

 後半開始早々、成立学園3番豊田コーナーをヘディングで叩く。しかし、これは13番井出がギリギリで跳ね返す。同6分、成立学園10番窪田が相手のDFラインの隙をつき、ボールを受けシュート。これがゴールとなり成立学園が1-0でリードする。成立学園は7番高木、8番八木橋、10番窪田強烈な攻撃。中でも10番窪田はスピード、テクニックを兼ね備える。後ろは5番照山、4番西尾が守備を引き締め、さらには後ろから攻撃をスタートさせる。対する都立東大和南は14番岩瀬の中央での存在感、9番木瀬の前線での頑張り、4番八谷、13番井出、GK岩井により高い集中力での守備を体現する。また、GK岩井のスーパーなパントは攻撃の第1手の役割を果たしていた。エースの世継が不在の都立東大和南だが、なんとか攻撃の活路を見出したいところ。

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