開始と共に両者激しくぶつかり合う。前半8分、早稲田実業10番橋山が左サイドを突破しクロスを上げ、7番入澤がしっかり合わせゴール。開始早々、早稲田実業が1-0とリードする。同28分、10番橋山が右サイド突破からGKと一対一を迎えるも、GK白鳥が身体を張りセーブする。何とか1点を返したい帝京が反撃に出る。同30分、帝京7番入澤が裏に抜け出しGKと一対一を迎えるも、GK山崎にセーブされる。すると同32分、帝京9番中島が右サイドからクロスを上げ、20番赤井がヘディングで合わせゴール。1-1と同点に追いつく。このまま前半は1-1で終了する。

 後半開始早々、早稲田実業5番新井の左サイドからの突破に、中央で10番橋山が合わせゴール。2-1と早稲田実業がリードを奪う。早稲田実業は後ろはキャプテン4番鈴木が引き締め、中央からは7番木下のスルーパス、前線は9番小松、10番橋山の積極的な動き出してボールを引き出す。また、5番新井はサイドを積極的に駆け上がり攻撃に厚みを持たせていた。対する帝京は8番三浦、10番佐々木のテクニカルな中盤と、前線には圧倒的フィジカルと存在感を放つ20番赤井を置き攻撃力を発揮する。後ろは4番深田が球際で闘い全てを跳ね返す。

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