後半開始早々、國學院久我山10番の宮本稜太が個人技から左足でシュートを放つも、駿台学園GK猪田光哉がセーブし、追加点を許さない。すると前がかりの駿台学園から國學院久我山が追加点を奪う。左サイド突破し、シュートを放つとそのこぼれ玉を途中出場の13番山本献が押し込み2-0とリードを広げる。ここから國學院久我山がたたみかけるようにゴールをあげる。右サイドでボールを受けた20番荻本遥平が中へ切り込み、左足でシュートを放つ。これがゴール右へ決まり3-0。さらにGK生垣からのロングボールに10番宮本がヘディングでの競り合いに勝つ。裏へ抜けたボールに13番山本が抜け出し、GKとの1対1を左足で右へ流し込み、4-0。それでも反撃を試みる駿台学園だが、シュートチャンスを作るものの、國學院久我山ゴールを割ることが出来ない。すると國學院久我山がカウンターから、左サイドを突破しクロスボールが右サイドへ流れると、20番荻本が左足でダイレクトシュート。これがゴール右に決まり、5−0。途中出場の山本と荻本が2得点の活躍をみせ、國學院久我山が危なげなくベスト4進出を決めた。

(文・写真 園内俊昭)