開始と共に仕掛けたのは、成立学園。前半6分、成立学園8番大野ゴール前突破からシュートを放つが、これはGK北村セーブ。同23分、関東一8番貝瀬、DFラインの裏で決定的なボールを受けシュートを放つ。しかし、これはGK大野にキャッチされる。

 関東一は10番小関が、高い技術を活かし中盤で指揮をとる。8番貝瀬前線で活発に動き攻守に貢献し、15番宮林、6番鹿股が右サイドで相手エース10番窪田を抑え、GK北村はプレーと声で存在感を発揮する。全体をコンパクトに保ちながら、全体を押し上げ、守備から攻撃に繋げることで相手に対応していた。一方、成立学園は7番高木、9番原田が今日も安定してボールを回し、10番窪田は左サイドから自由に攻撃を仕掛ける。後ろから徹底しCB5番照山、4番西尾とGK大野でビルドアップをスタートし、独自のポゼッションスタイルを貫く。前半互いにいくつかチャンスを作るもこのまま前半終了。

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