今年の大津は入学時から期待されてきた世代が最終学年を迎えた勝負の一年。昨年、一昨年も全国での躍進が期待されたが、インターハイ、選手権ともに予選で敗れていた。今大会が高校初の全国大会となる選手が多かったが、ここまで3試合を無失点で終えるなど経験不足を微塵も感じさせないプレーを披露。試合後、平岡総監督は「全国大会のブランクが空いた中で、ベスト8が僕個人としての目標だった。選手は日本一を目標にしていると思うので、段階としてはステージを一つ進めることができた」と安堵の表情を浮かべた。

(文・写真 森田将義)