序盤ゴールに迫るのは東京成徳大深谷。前半11分、9番戸澤が右サイドから切れ込みシュートを放つ。しかし、これはゴールにはならず。同14分、東京成徳大深谷7番竹間が右サイドからクロス上げる。これに9番戸澤がヘディングで合わせるも枠の外。東京成徳大深谷が決めきれないでいると、昌平が反撃に出る。同33分、昌平8番原田からの右サイドからのアーリークロスに、19番渡邊が絶妙なタイミングで飛び込みヘディングで合わせる。これがゴールとなり1-0となる。このまま前半が終了する。

 昌平は9番渋谷が身体を張ったバトルで奮闘し、19番渡邊は左サイドからカットイン、12番西村は前線での運動量、3番吉田は右サイドの駆け上がりを見せ、攻撃陣の個性が融合されていく。後ろではキャプテン5番関根が守備で気を吐く。東京成徳大深谷は4番成澤、3番堀井が競合いと対人で迫力を発揮し、9番戸澤は前線でオールラウンダーとして攻撃に絡む。10番北原港は中盤で落ち着いて指揮をとり、11番間中実来はスピードを活かしたドリブルを左サイドで見せる。

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