後半に巻き返しを図りたい東京成徳大深谷は後半開始から猛攻に出る。後半13分、東京成徳大深谷10番北原が中央からシュート。しかし、GK牧之瀬にキャッチされる。同18分、東京成徳大深谷11番間中の鮮やかな中央突破からシュートを振り切るがこれは枠の外。同28分、昌平が左サイドからを崩し、10番須藤からクロスが上がるとゴール前で待っていた14番木下が丁寧にサイドネットに押し込み、2-0とリードを広げる。攻める東京成徳大深谷であったが、またしても昌平の反撃を受けてしまう。同36分、東京成徳大深谷がゴール前の混戦から、8番原田が最終的にシュートを放つもブロックされてしまう。東京成徳大深谷は左サイド11番森田の突破から、チャンスを作り攻める時間が出来たが、結局最後までゴールを割ることが出来ない。そして、このまま試合終了。東京成徳大深谷は関東大会でも実力を見せた個々人の強さとハードワークは健在であったが、よりダイレクトに速いパス交換から一気に迫ってくる昌平の攻撃の前に0-2で敗れた。
(文・写真 石津大輝)