注目の決勝戦は序盤は拮抗するも、次第に昌平ペースとなる。前半9分、昌平11番森田が右サイドから強烈なシュートを放つが、これはゴールにはならず。同11分、昌平11番森田がカウンターでドリブル突破で抜け出し、18番大和へスルーパス。シュートで終わるも、ゴールを奪うことは出来ない。同15分、浦和南25番佐藤が裏への抜け出しから、DFを背に反転からのシュート。しかし、これはGK牧野瀬にキャッチされる。同23分、昌平3番吉田が右サイドから切れ込み、14番木下にパスを繋ぐと、ミドルシュートを放つ。これがニアサイドに突き刺さり、ゴールとなる。1-0で昌平がリードする。 昌平は、2番堀江、3番吉田のサイドバックを押し上げ、14番木下、6番丸山の中盤とCB4番阿部、5番関根でゲームをコントロールしながら、11番森田はドリブル、18番大和は裏への抜け出しで攻撃のスイッチをいれていた。対する浦和南は、25番佐藤が前線で身体を張り、10番大坂は持ち前のキープ力とパスでゲームを展開し、8番草野はスピードを活かして左サイドを駆け上がる。守備では4番相馬、21番庄司を中心にラインコントロールをし、ディフェンスに鍵をかける。同34分、昌平18番大和の巧みなヒールパスから、8番原田が絶妙なコントロールからファーサイドを居抜き、ゴールとなり2-0とリードを広げる。なんとか意地を見せたい浦和南は同39分には8番草野が左サイドをドリブルで突破してクロスを上げる。ファーサイドにいた9番狩集がヘディングで折り返すと、25番佐藤が鮮やかなボレー。これが見事に決まり、1点を返す。このまま前半は2-1昌平リードで折り返す。