関東一、まさかの初戦敗退 東京実業が王者をPK戦の末に下す
第97回全国高校サッカー選手権東京予選2次トーナメント2回戦が駒沢第二球技場で行われ、東京都リーグ2部(T2リーグ)所属の東京実業が全国高校サッカー選手権2大会連続出場中、夏のインターハイ東京都予選王者で東京都リーグ1部(T1リーグ)所属の関東一をスコアレスのPK戦で下す波乱を起こした。
夏の王者関東一は非常に堅い立ち上がり。前半6分、東京実業7番FW塩盛健太がセンターサークル付近でボールを受けるとターンしてドリブル。関東一ディフェンスの寄せが甘い所を見逃さ ず意表を突いたロングシュートを放つも枠内右に飛んだボールは関東一1番GK北村海チディが横っ飛びでファインセーブ、肝を冷やす。その後も競り合いの強さとシンプルに前で勝負する東京実業が押し気味にゲームを進める。関東一はセットプレー時の守備のズレを修正できず、何度か危ないシーンを迎えるも東京実業のシュートミスにも助けられ互いにスコアレスのまま前 半を終了。