後半立ち上がりから関東一はGKを含めて後ろからボールを動かす。縦には急がず、ボランチを経由し長短のパスを使い分けると徐々に試合は関東一ペースに。東京実業もしっかりブロックを整え、前線での守備はハマらないものの決定的なシーンは作らせない。互いに決定機を作るには至らず、試合はこう着状態のまま80分を終えると10分ハーフの延長戦へ突入。延長前半、立ち上がりから押し込んだのは東京実業。関東一はなかなか押し込めず東京実業ペースで試合は進むも、東京実業も関東一のボール回しに対応し続けたことで疲労が色濃く、あと一歩の所で決 定機を作れない。そんななか延長後半ロスタイム、最後のビッグチャンスは東京実業。右からのクロスを中央に走り込んだ途中出場の16番MF森田郁がシュートを放つもゴールならず。互いに100分を戦った試合はスコアレスのままPK戦に突入。