後半3分駒澤大学高等学校、ロングスローを競り合い高輪がクリアするも短く、逆にこのこぼれ球がペナルティエリア外で待っていた駒澤大学高等学 校7番MF涌井蓮に渡ると勢いよくダイレクトシュート。低い弾道で右隅に突き刺さりビューティフルゴール、2-0と高輪を突き離す。一矢を報いたい高輪はセットプレーからチャンスを作る。同13分高輪、右コーナーキックを中央で7番MF伊藤晨翔が上手く頭で合わせてゴール、1-2と追い上げる。 しかし、同24分駒澤大学高等学校、右サイド2番DF山田英生のクロスをニアで10番FW原田大渡が合わせると弧を描いたボールはループ気味でク ロスバー下を叩きゴールに吸い込まれ、3-1と高輪を突き放す。駒澤大学高等学校は選手交代で運動量豊富な選手を前線に投入し、攻撃の手を緩めない。同35分駒澤大学高等学校、高輪が自陣ゴール前にてヘディングでクリアしたボールを駒澤大学高等学校8番MF江藤惇裕がペナルティエリア外で受 けると胸トラップからダイレクトボレー、ボールはゴール右に決まり4-1と更にリードを広げる。試合はこのまま4-1で終了し、前回大会は2次トーナメント2回戦で涙を呑んだ駒澤大学高等学校が2次トーナメント3回戦進出を決めた。
(文・写真 甲斐雅人)