反撃を仕掛けたい堀越は後半14分、中央にいる6番米田から左サイドにいる11番塩入にパスが通り、シュートを放つもGK富田にセーブされる。同16分、堀越左サイドからのコーナーはキッカー11番水野、これに20番青木がヘディングで合わせるも、枠を僅かに捉えきれない。堀越が流れをものに出来ないでいると、同25分、帝京3番石井がFKからファーポストに放ったボールを8番三浦がヘディングで合わせ、これがゴールに吸い込まれ欲しかった追加点を挙げリードを2点に広げる。2点のビハインドとなった堀越は同38分、堀越15番三根のGKとの競り合いから、11番水野がこぼれ球に反応しクロスを上げると、これを20番青木がちっちり押し込み1点差に迫る。会場のボルテージが上がる中、最後まで決死の覚悟で闘い抜いた帝京が2-1のまま勝利を収めた。(文・写真 石津大輝)