前半立ち上がり、牙を剝むいたのは浦和南。前半2分、スローインで押し込みペナルティエリア内のルーズボールを拾ったFW25 佐藤智隆が正面からシュートも東福岡GK1 松田亮が片手で触り惜しくもボールはクロスバーを弾く。浦和南はMF8 岡田竜哉がこぼれ球を頭で詰めるもGK1 松田亮が再度かき出しゴールを割らせない。その後も押し込む浦和南は同8分、東福岡ディフェンスラインのボール回しを奪うとパスをつなぎMF10 大坂悠力が左足でミドルシュートも東福岡GK1 松田亮がパンチングでしのぐ。
入りの悪かった東福岡だったが同10分、初めてのコーナーキックを皮切りに徐々に浦和南陣内へ攻め込む。同12分東福岡、左コーナーキックからMF8野寄和哉がチーム初シュートを放つも浦和南GK17 正野友稀が正面でブロック。流れを引き戻したい浦和南だったが、逆に前掛かりになった所を東福岡に突かれてしまう。同16分東福岡、クリアボールに反応したFW9 大森真吾が右へ抜け出し、ボールの移動中に中の状況を確認。タッチライン際30メートル強はあろう距離から右足で放たれたアウトスイングのシュートは、カーブを描きGKの手をかすめゴールへ吸い込まれ 1-0と先制ゴールに成功する。「中を確認したらGKが出ていたので思い切り狙いました」と本人納得の一撃。カウンターからの悔しい失点に気を引き締め直したい浦和南だったが同21分東福岡、浦和南ディフェンスラインの連携ミスを見逃さずプレスを掛け たFW9 大森真吾がボールを奪い無人のゴールへシュート、2-0と追加点奪取に成功する。
集中力が切れかけた浦和南に畳み掛ける東福岡は同22分、右サイドからMF11 井本寛次が左足で上げたクロスをMF8野寄和哉がファーに走り込み頭で合わせてゴール、3-0とリードを広げる。その後もサイドを起点に攻め込む東福岡だったが追加点には至らず、前半を3-0とリードで折り返す。