流通経済大柏が秋田商に引導

 1月5日、フクダ電子アリーナで行われた第97回全国高校サッカー選手権準々決勝第1試合で流通経済大柏(千葉)が1-0で秋田商(秋田)を下し4強入りを決めた。

 前回大会準優勝のプレミアリーグEAST所属で鹿島内定CB関川郁万擁する流通経済大柏は6分、MF八木滉史のゴールにより先制に成功。その後も、流通経済大柏は2点目を狙いに仕掛けるもなかなか追加点を奪えない。対する秋田商も前回準優勝を相手に我慢強い守りで食い下がり、1点を狙いに行くもゴールは遠く。19本のシュートを放った流通経済大柏がシュート4本に終わった秋田商を振り切り1-0で勝利し日本一にまた一歩近づいた。今大会は3勝を挙げ、県勢32年ぶりとなる全国8強入りとインパクトを残したプリンスリーグ東北所属の秋田商の平成最後の冬がここで終わった。

(文・編集部 写真・神戸駿宏 )