一時は2点リードを許した桐光学園が逆転で4強入り

 第97回全国高校サッカー選手権神奈川予選の2次予選準々決勝が10月27日に行われ、2018年度全国総体準優勝でプリンスリーグ関東所属の桐光学園がK1リーグ所属の日大藤沢と激突。一時は2点リードを許した桐光学園だったが3-2と逆転勝利した。

 開始早々、試合を動かしたのは日大藤沢。前半2分、右コーナーキックから一度は跳ね返されるも日大藤沢がこぼれ球をシュートも桐光学園1番GK北村公平が飛び出しセーブ、角度が変わり浮き上がったボールを4番DF梶山かえでがダイレクトボレーでゴールに突き刺し先制ゴールに成功、1-0とする。その後も少ない人数でスピーディーに攻める日大藤沢が押し込む時間が続くが、桐光学園も徐々に落ち着きボール支配率を上げる。前半13分桐光学園、左サイドのスローインを受けた8番MF中村洸太がターンしドリブル、そのままミドルシュートもGK正面。しかし、ここで日大藤沢が攻勢に出る。同21分日大藤沢、左サイドをドリブルで突破した8番MF植村洋斗が一気に最終ラインも突破しGKと1対1を落ち着いて右隅に流し込みゴール、 2-0と突き放す。

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