両者小雨舞うピッチコンディションに苦しめられながらも、ロングボールを多用しローリスクで手堅い立ち上がり。共にサイド攻撃でチャンスを伺うなか、スコアを動かしたのは桐光学園。前半24分桐光学園、右コーナーキックを10番MF西川潤が蹴ると6番DF岡孝樹が足で押し込みゴール、1-0と先制に成功する。反撃に出たい東海大相模は中央で8番キャプテンMF有馬和希と10番MF中島優太が積極的にボールに関わりゲームメイクもゴールには至らず。逆に同37分桐光学園、ルーズボールを東海大相模ディフェンダーがクリアするも桐光学園オフェンスに当たり自陣ゴール方向にボールが飛びあわやオウンゴールもポストに助けられる。前半はこのまま終了し1-0の桐光学園リードで折り返す。

 後半も立ち上がりから桐光学園が押し込む展開に東海大相模ベンチはヴァンフォーレ甲府内定の6番MF中山陸の交代準備を進めるも投入前にスコアが動く。後半8分桐光学園、ペナルティエリア外中央でキープした10番MF西川潤のパスを左で受けた13番MF西牧蓮が縦に運び落ち着いて左足で流し込みゴール、2-0と突き放す。直後の同9分東海大相模、22番DF島田惇広に代えて6番MF中山陸を投入するもゲームは変わらず桐光学園ペースで進む。 

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