トーナメントを熟知した両チーム、互いに引き締まった立ち上がり。最初のビッグチャンスは前半20分の三浦学苑、ハーフウェイラインで得たフリーキックを8番MF松上颯が左足でゴール前へ入れたボールは桐光学園ディフェンスに1度跳ね返されるも6番キャプテンMF能勢海翔がショートバウンドでダイレクトボレー、ゴール右へ放たれたボールは惜しくもゴール右へ逸れる。続けざまに同25分三浦学苑、カウンターから左に流れた8番MF松上颯が左足でクロス、中央で9番FW川上渚がフリーでヘッドもミートせずボールは枠の外へ。少し劣勢に立たされていた桐光学園だったが、苦しい時に仕事をするのがエースたる所以。同26分桐光学園、中盤下がった位置で受けた10番MF西川潤がドリブルで左に持ち上がると中央のディフェンダーを振り切るとGKと1対1を得意の左足で右に流し込みゴール、待望の先制ゴールをもぎ取り1-0と桐光学園がリード。 畳み掛ける桐光学園は同34分、左サイドのスローインから13番MF西牧蓮、8番MF中村洸太とボールキープし落としを受けた3番DF金子開研が左足で鋭いクロス、中で倒れこみながら15番FW敷野智大が合わせたボールはゴール隅に転がりゴールイン、2-0と突き放す。前半は2-0桐光学園リードで終了。