「1試合1点は絶対。2点は決めたい」 「10番の役割」胸にエース大坂は数字にこだわる
序盤から大胆な攻めを見せたのは浦和南。開始直後から相手を押し込み、セットプレーなどでゴールを脅かしていく。一方の聖望学園高校もFW竹間亮太、小川大我の両ワイドが起点となって中盤以降は五分の展開に持ち込み、前半19分には小川がサイドをえぐって決定機を迎えた
浦和南も直後に決定機。前半22分にゴール正面でフリーキックを獲得すると、MF田代幹人のシュートはディフェンスを越えたが、聖望学園GK池田力樹の好守に遭ってゴールとはならず。それでも浦和南は前半35分、MF岡田竜哉がエリア内で粘ってPKを獲得。これを「今日は右に蹴ると決めていた」という大坂が、落ち着いてゴール右下隅に流し込んで先制に成功した。後半も浦和南が良い立ち上がりを見せたが、徐々に聖望学園がボールを持つ時間を増やしていくと10分以降は形成が逆転。水色のユニフォームが連続して相手コートに押し込んでいく。