武器のドリブルから2戦連続の決勝点 戦国武将と同じ名前を持つエース
西武台は前半13分、MF今田剛の浮きパスに抜け出した右ウイングの村田康平が、キーパーが前に出ているのを見逃さずループシュートで決めて準々決勝・細田学園戦に続く先制ゴール。27分にはロングスローのこぼれを1年生FW大野田駿が強烈ミドルで叩き込んで加点する。
さらにその5分後にはMF池田上総介がセンターサークル付近でボールを受けるとドリブルを開始。そのまま2人を交わすと、右足を振り抜いてゴール右下隅に突き刺して3ー0とした。
一方、前半はボールを保持しながら有効打を打てずにいた聖望学園だが、後半しっかりと立て直すと後半開始30秒足らずでスコアを動かす。キックオフからボールを繋ぐと左サイドバックの鳥海颯の横パスから、FW塚田悠太郎が思い切り右足を振り抜いて追撃の一発を叩き込んだ。
この1点で流れを手繰り寄せると、後半は聖望学園の展開に。前線で強さと積極性を見せる塚田を中心に、途中出場のFW島村颯汰、1トップの森田悠仁が次々と決定機を迎えていく。