今シーズンリーグ戦で対戦経験のあるチーム同士だけに、互いにストロングポイントを消し合う展開。時間が経つにつれリズムを掴んだのは日大藤沢。東海大相模は日大藤沢の2シャドー10番FW成定真生也と11番FW小林来生を捕まえきれない。日大藤沢は中央で起点を作りサイドバックを効果的に攻撃参加させクロスまでいくも中央で合わず決定機には至らない。前半アディショナルタイムには東海大相模19番FW大野駿が左からドリブルで2人を交わすと中に持ち運んでシュート、ボールはゴールの上へ。互いに決定機に欠け、前半はスコアレスで折り返す。

 後半、東海大相模は攻撃の形が見出せず、逆に日大藤沢は流動的な前線がチャンスを伺う展開。そんな中試合が動いたのは後半20分、日大藤沢左コーナーキックは一度は弾かれるも後ろ向きの7番MF斉藤夏がバイシクルシュート、弧を描いたボールは東海大相模ゴールキーパーを超えて右隅へゴール、1-0と待望の先制ゴールを奪う。このゴールで目が覚めたのは東海大相模イレブン。同23分東海大相模、フリーキックからシュートのリフレクションが日大藤沢ディフェンスの手に当りハンドの判定、東海大相模はキャプテン4番 MF島田惇広がペナルティキックを蹴るも日大藤沢1番GK濱中英太郎がファインセーブ、得点を与えない。

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