その後は東海大相模が押し込む展開。サイドを起点に仕掛け、そこで得たスローインから19番FW大野駿のロングスローで日大藤沢ゴールを脅かす。身を結んだのは同アディショナルタイム東海大相模、右から19番FW大野駿のロングスローから15番DF細野航がヘディングシュートをたたき込みゴール、1-1の同点とする。このまま延長戦を誰もが予想した同アディショナルタイム日大藤沢、左コーナーキック混戦からキャプテン4番DF青木駿人が左足で蹴り込みゴール、2-1と再び日大藤沢がリード。試合は直後に終了し劇的幕切れ。2-1で勝利した日大藤沢はベスト4進出、次節、関東大会神奈川代表の座を賭けて三浦学苑と5月5日に対戦する。

(文・写真 甲斐雅人)