MF髙木大輝がハット達成!京都橘、11発大勝で2位でフィニッシュ

 12月7日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 関西第18節がJ-GREEN堺で行われ、京都橘(京都)と三田学園(兵庫)の一戦は、京都橘が大量11得点を挙げ勝利し、得失点差で東海大仰星(大阪)を逆転しリーグを2位でフィニッシュした。

この試合最初に決定機を迎えたのは三田学園だった。6分、左からのCKをファーで折り返すと中央で3番DF永井亮成がフリーでシュート。しかしこれを目の前の1番GK松田龍之介にセーブされてしまう。ピンチを凌いだ京都橘は9番FW梅村脩斗が前線で起点を作り、いい距離間で2列目から次々と選手が顔を出す。三田学園DFが対応で後手を踏んでいると、ここから京都橘の猛攻が始まる。まずは15分、左サイドからのアーリークロスに中央で梅村が難しい体勢から倒れこみながらダイレクトで合わせゴール。更に続く17分、11番FW梅津倖風が右サイドを深くまでえぐり中にマイナスのボールを入れると、中央に走り込んだ梅村が難無く合わせゴール。更に20分、右サイドでFKを得ると10番MF髙木大輝が左足でニアの4番DF渋谷勇希に合わせたボールがそのままゴールイン。30分には、右サイドで6番MF田中慶吾が倒され得たFKをまたも髙木が左足で直接沈め京都橘が前半で4-0とする。

「仰星さんの試合がいい刺激になった」(京都橘・米沢一成監督)と同時刻・同会場で行われていた東海大仰星対阪南大高の試合結果によっては得失点差で2位に浮上できる京都橘は後半に入って更にギアを上げる。54分、キャプテンの7番MF佐藤陽太が梅津からのパスからゴールを決め5-0。57分、その佐藤からボールを受けた髙木がゴールを決めハットトリック達成。京都橘はその後も交代出場選手含め次々とゴール重ね、なんと後半だけで7得点。終わってみれば11-0と京都橘の大勝となった。京都橘は1月2日選手権2回戦対鵬学園(石川)前これが最後の公式戦となったが、いい形でリーグ戦を終えることになった。

(文・写真=会田健司)

▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2019 プリンスリーグ関西
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