三田学園イレブン

 近年、関西の高校サッカーで注目が集まっているのが兵庫県の三田学園だ。昨年度は全国大会出場こそ果たせなかったが、選手権予選では準優勝。プリンスリーグ関西2部は2位となり、今シーズンは1部の舞台を戦う。サッカー部の成績以上に目を惹くのは進学実績で昨年のレギュラーだった選手の一人は筑波大学に合格したほか、難関私学大学にも多数進学。毎年、国公立大学に進む選手も多数いる文武両道のチームだ。

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 文武両道として知られていてもコースによって、学力や授業内容が違う高校も少なくない中、三田学園は違い、コースは普通科のみ。月曜日・火曜日・木曜日は7限目まで授業があり、水曜日と金曜日も6限目まで机に向き合う。7限目まである日は16時半から練習が始まるが、勉強する時間を確保するために18時半が完全下校。「授業が終わるとなるべく早くグラウンドに出てきて、練習と練習の合間の時間も1秒たりとも無駄にしてほしくない」と話すのは福島康太監督で授業が終わり次第グラウンドへと出ていき、集中力を高めて練習に取り組む。サッカー部の選手の6、7割は塾に通っており、練習が終わると急いで移動する。

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