後半、早い時間に10番辻の代わりに7番古賀駿介を投入した都立東大和は、早速7番古賀と16番成川のカウンターで絶好のチャンスを作るも、ゴールに結びつける事は出来ない。なんとしても追いつきたい都立東大和は、攻守においてフレッシュな7番古賀がチームの起爆剤となる。後半10分には、都立東大和8番石井、7番古賀、9番荒内、13番山下と繋ぎコンビネーションからゴールに迫るも、GK豊田がファインセーブを見せる。同35分にも、都立東大和13番山下が相手ゴール前の混戦から身体を張り、5番幸地楓太に絶好のボールが渡るも、ギリギリの所で3番鈴木にブロックされてしまう。ゴールのあと一歩まで迫る都立東大和だったが、決めきることが出来ず試合終了。2-1で東海大高輪台が勝利を収め8強入りを決めた。統率された守備から、鋭いボール奪取にて相手を脅かした都立東大和であったが、個人能力をバランス良く活かした東海大高輪台の前にあと一歩及ばず16強で敗退となった。

(文・写真=石津大輝)