帝京、先制を許すも勝ち切る
6月15日、令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選2次トーナメント準々決勝が行われ、帝京が東海大高輪台を下しベスト4進出を決めた。
雨の中の準決勝は開始早々から、球際での激しい競り合いが続く。最初にチャンスを作ったのは帝京。細かいパス交換からサイドへ流してセンタリングをあげると、ファーサイドで14番宮﨑が右足で合わせるも枠を捉えることが出来ない。
すると一瞬の隙をついた東海大高輪台が先制に成功する。ルーズボールから帝京のディフェンス裏に流れたボールにいち早く反応したのが東海大高輪台の9番桑山。ゴール前に持ち込み最後は左足で振り抜きゴール。東海大高輪台が貴重な先制点を得る。この後も一層雨脚が強くなる中、両校の選手の球際での激しさも増していく。細かいパス交換から、ワンタッチプレーでリズムを作る帝京だが、3番鈴木を中心に、強さと安定感を見せる東海大高輪台ディフェンスが帝京にチャンスを与えない。