崎山友太がハット達成!米子北が完勝発進

 令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)1回戦で13年ぶり4回目出場の関大一と12年連続15回目出場の米子北が激突した。

 開始から紫のユニフォーム関大一が積極的に仕掛ける。しかし、逆に前半4分にキーパーのロングボールの競り合いからスルスルと中央を抜け出した白のユニフォーム米子北の7番崎山友太がキーパーとの一対一を制し先制。対する関大一は12分に右サイドからのボールに反応した9番百田真澄がディフェンスを振り切り決定機を迎えるもこれはキーパーに防がれる。

 2回目の給水タイムを終えた31分ロングボールに積極的に高い位置からプレスをかけた米子北に対し、関大一はキーパーがクリア出来ず相手ボールに。繋いだボールを7番崎山友太が前に出ていたキーパーの上を抜く技ありゴールで追加点。一方、2点ビハインドとなった関大一は前半終了間際に立て続けにセットプレーを得るも得点につなげることができず。ここで前半が終了。

 後半開始から関大一は2枚替えで勝負に出る。しかし米子北の素早い寄せにペースを握れないでいると、57分、米子北が左サイドを11番原田海が突破し、キーパーとディフェンスの間に低くて速いクロスを入れる。すると中央に飛び込んできた7番崎山友太がスライディングシュートを決め、これで7番崎山友太はハットトリック達成。米子北は73分にもスローインから右サイドを崩し交代出場の4番竹中元汰が中でフリーになり冷静に沈めて4点目。猛暑の中最後まで落ちない運動量と決定力を見せつけた米子北が4-0で完勝した。

(文・写真=会田健司)

▽令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)