新田を突き放しにかかりたい北越は42分、FW9番庄内碧からMF14番安藤颯士、 FW11番田中翔とつなぎフリーで右からシュートを放つが新田GK1番田中藍人のファインセーブにあいゴールならず。さらに、52分、北越はコーナーからDF4番中山大がボレーシュートを放つも新田GK1番田中藍人に阻まれてしまい追加点を奪えない。圧倒的に攻めるも、リードを広げられずにいた北越だったが、69分にMF安藤颯士のパスを受けたFW9番庄内碧が折り返し、MF6番三島旭陽が決め欲しかった追加点を挙げリードを2点とする。一方、2点のビハインドとなった新田は70分、MF2番三好凱斗のスルーパスをFW9番福井健太が右足で押し込み、1点差に詰め寄るも、時すでに遅し。2-1で勝利した北越が県勢としては8年ぶりの総体初戦突破を果たした。

(文・写真=松島弘明)

▽令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)